生活雑貨の人気ブランド「無印良品」の業績が大幅に悪化した2001年、社長に就任するや、わずか1年で業績をV字回復に導き、現在の盤石な体制をつくり上げた松井忠三氏。シンプルで良質。インパクトのあるブランドコンセプトを曲げることなく、変革に次ぐ変革を行いながらブランド力を維持させていく松井氏のモノづくりとリーダーシップの源流に、弊社取締役副社長 竹村富士徳が迫ります。
プロフィール
松井忠三(まつい・ただみつ)
東京教育大学(現・筑波大学)体育学部卒業後、株式会社西友ストアー(現・西友)入社。1992年に株式会社良品計画入社。2001年に代表取締役社長就任、2008年代表取締役会長、現在に至る。また、株式会社MUJI HOUSE代表取締役社長、株式会社アール・ケイ・トラック取締役を兼任。主な著書に、『無印良品の、人の育て方 “いいサラリーマン”は、会社を滅ぼす』(角川書店)、『無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい』(角川書店)など。